7月18日土曜日、、、
生徒さんと話しをしているとスマホが光ったので
何とはなしに、画面を見てみると
速報 三浦春馬死亡 のニュース
PPFの話をしていたのだけれど、咄嗟に
三浦春馬が死んだ!とみんなに伝えてしまうほどショッキングな
ニュースでした。
一方。。。まただ、、、と。
梅雨という時期は社会軸のメンタルを大きく揺さぶります。
9年前上原美羽さんが亡くなったのも梅雨時期で、
季節は社会軸のメンタルを大きく左右します。
この時期を過ごしてしまえば、例え落ち込むことはあっても
跳ね返せるメンタルに戻るのに。。。と。
あまりにも社会に大きな影響を与えたことだったので少し考えたのですが、
同じような人も、同じような人を抱えている人もいるかと思ったので、
三浦春馬さんをPPFで少しプロファイリングしてみようと思います。
彼のベースにある性質は「職人気質の社会軸」です。
興味を持つと寝食を忘れてしまうくらい集中をします。
彼にとって芝居というものがその対象だったのでしょうから、
天職だと言えたのでしょう。
ただ、ストイックさは自身の免疫を攻撃する膠原病のように
自身を追い詰めてしまいます。ある程度勝手な人なら
ストイックだけれど困難を乗り越えられる人に育っていきます。
では、ストイックにもなれて、自分を攻撃しないメンタル
になるにはどうしたら良いのか?
それは根拠のない自信を持つことです。
自信を持つというのは誰にでも必要なことです。
「自分だから出来る!」
と、いざというときに思えれば
どんなことでも乗り越えることが出来るでしょうし、
その結果、器を広げたりステージを高くすることが出来ます。
自信は目に見えないものだから持っているという暗示をかけてしまえば
それなりについていくこともありますが、格好いい!見習いたい!と思える
参考にする人は往々にして自分と違うタイプの人だからうまくいかない
そして余計に自信を失うということもあります。
では、社会軸の春馬君が揺るがない自信を持つにはどうしたらよかったのか。
社会軸は褒められること、期待されること、尊敬されることで
揺るがない自信を育てていきます。
何が出来たからと褒められるのではなく、
あなたが凄い! あなただから出来る!
と自分軸が聞いたら具体的な説明もなく
なぜあなただからなんて言葉で自信が持てるの?
と思うでしょう。なんて無責任な!と鼻で笑う人もいるでしょう。
だからたかが3タイプされど3タイプなんです。
何かが出来たと褒められると自信が持てていないとき
それが出来なければ自分には価値がないのか。
それが出来れば自分じゃなくてもいいのか。
と感じて逆に落ち込むきっかけにもなります。
おまえが凄いからだ!
おまえじゃなくちゃダメなんだ!
と自分自身の影響力や存在感を褒めて育てることで
自分の価値を見出して、
自分にしか出来ないことをしていこうと強く思うことが出来ます。
小さな頃から子役として活躍し、大勢に認められていうとは言え、
芝居が出来るから褒められるし、大人の顔色を見て育つことになった彼。
もっとアマゾンの木のように伸び伸びと勝手に育つ時期があれば、
強さが身に付いたでしょう。
物心着く3~4歳には伸び放題になったアマゾンの木のように育つ。
その後芸能界に入り社会の厳しさや自分の傲慢さを突き付けられて
伸びきった枝をある程度剪定される。
そんな時間の流れがあれば、気が使えるけれど、芯の強い男性に育って
もっと楽しくステキなお芝居を届けてくれていたでしょう。
アマゾンの木になりきれない中、剪定し過ぎて
小さなお行儀のよい木になってしまう。
お芝居の成長と反対に心の中はそんな風になっていたのかもしれません。
もっと勝手だったら、、、
もっとわがままに育っていたら、、、
もっと嫌われる奴になっていたら、、、
死ぬことはなかったでしょう。
本当にもっと観させて欲しかった。
ご冥福をお祈りいたします。