一般的には新年度に入り、初々しい新社会人が着慣れないスーツを着て
駅辺りでまとまっている姿を見るシーズンですが、このご時世新入社員の式典がなくなったり、入学式もなくなったり。。。例年とは全く違う年度始まりとなっています。
でも、イチローさんのコメントがあったり、卒業式ではロンブーのあつしさんが発起人になって色々なアーティストの歌やコメントがありましたね。もちろん、大変な時期だけれど、憂鬱になってばかりしていてもしょうがない。
今できることを頑張ったり、楽しんだりすることで「笑うこと」「考えること」が出来て、こんな中だからできる成長や感動があると思います。
そこで今日は「褒める」という観点でお話しをさせて頂こうと思います。
どなたかのインスタで
「怒ってもその4倍褒めればいいんだよ」
と書いてありました。ここに1つ加えさせて頂ければ
愛を感じる叱り方をして、嬉しい褒め方をすれば4倍も褒めなくても喜びとやる気が生まれますし、逆を言えば、どんなに褒めているつもりでも、相手に伝わらなければ褒められたということになりません。
私は「大人」に関わることが大半です。そしてその中でなかなか前進出来なかったり、
自己肯定感が低くて結果が出せない人がいますがそういう人の大半が
・子どもの頃に褒められたことがない
・厳格に育てられた
と思っています。厳格というのはそうなのかもしれませんが、褒められたことがないというのは少し違っていて、褒められたと感じていない。というのが正解です。
褒めることで自信を持たせて結果に繋げようとしています。
でも、褒められたと感じなければ、褒められたということになりません。
「日本人は自分がされて嬉しいことをして上げなさい」
という教育を受けている人が大半で、自分がされて嬉しいことをしてあげて響かなければ合わないと判断することに繋がっていきます。
「褒める」とか「叱る」とか。。。
あまり関わらないということを選べる相手であれば良いのですが、家族だったり、密に付き合わなければならない相手であればそうも言ってられないですし、深刻な問題になっていきます。ただ実際、なんだか伝わらないなぁ・・・という関係性というのは、そんなに深刻に感じていなくて、でもいつでも頭の片隅にあって、何か問題が発生するとやっぱりこの子って何か違うんだなぁ・・・と思い、それが重なることで徐々に深刻になっていきます。そしてそれが更に大きくなってしまったとき、なんでこうなっちゃったんだろう?とは思うものの、まさかそこに褒められていると感じていなかったから自信が持てなかったんだとか、愛情をもって叱っているのに、傷つけているだけだったんだということに気づきませんし、そんなことで子どもの自信が育っていなかったんだということにも気づかず、どうして?なんで?とあたふたしてしまうこととなります。
例えば・・・
お兄ちゃんの気持は分かるんだけど、下の子がどうも難しくてお兄ちゃんみたいに可愛いって思えない、でも愛情がないわけではないし、躾はしないとなぁ・・・
とか
下の子は分かり易いし気が合うんだけど
上の子がなんだかベタベタしてきて小学校に入ったらどうなるんだか心配・・・
だから厳しく突き放そうとすると赤ちゃん返りみたいになってんーイライラする!
とか・・・
兄弟姉妹を比べて分かり易い方を可愛がって、そうじゃない方に苦手意識を持ったり、
すんなり受け入れられる子どもとそうじゃない子どもという判断をすることがママの中にもあります。
そこで今日はPPF的に子どもの嬉しい褒め方のポイントをお伝えしていこうと思います^^通常は春休みで浮かれている子どもたちも、コロナでストレスを抱えていると思います。こんなときだかた親子の絆を深めてくださいね^^
PPFでは最終的に分けていくと1億7千280万通りに人を分類することが出来るのですが、今日はその入り口の3つの軸のお話しをしようと思います。
3つの軸は
・相手軸
・自分軸
・社会軸
と分類されます。これは最終的にその人を奮い立たせて
本気にするモチベーションの違いを意味しています。
「相手軸」
相手軸は大切な人の喜びに繋がることに遣り甲斐を感じます。そして大切な人が傷つくことに対して猛烈に憤慨し本気のスイッチが入ります。
色々な教育の情報が入り乱れる中、たまたまお母さんが
厳しく叱る!とか、自分のために努力することを大切に育てる!
なんてことを教育方針にすると突き放されたような気持になります。
こういうお子さんがベタベタしてくるのは愛情がもっと欲しいよ~という合図です。
充電完了すれば自然とお母さんから離れてお友だちと遊んだり自立をするようになります。だからムツゴロウさんのように「ヨッシヨシーー!!!」と静電気が起きるくらいスキンシップを図ってママやめてよぉ~~という間でシツコクしてあげることで愛されていると感じて自信を身に付けることが出来ます。
「自分軸」
お母さんが放任主義で自由が一番!自分でやりたいことを見つけて好奇心を持って自発的に頑張るようになればいいんだわぁ~なんて思っていると、経験のないことを想像しにくい性質の自分軸は頑張ることがなかなか出来ずフラストレーションをため込んだり、やんなくていいんだぁ~と思って気がつけば学力が上がらくて勉強が苦手なんてことになってしまいます。自分軸のお子さんはしっかり目標を立ててスケジューリングしえ上げて達成したという経験を身に付けることで自然と自信を持って前進しようという気合が生まれます。
「社会軸」
お母さんが目的意識が高くて心配性・・・うちの子なんだか自由過ぎて話も聞いているんだか聞いていないんだか心配(><)もうこれはスパルタンでいくしかないわ!!!
もういつまでゲームしてるの!!!早くしなさい!また同じことを言わせて!何度も同じこと言わせないでっ!!と叱ってばかりいると・・・耳を閉じてスルーする癖を身につけます。そして中には「そんなに怒るんだったら生まなければ良かったのに・・・」と思うお子さんも出てきます。社会軸のお子さんにはこんなことが出来ないはずがないわぁ!だって太郎ちゃんなんだもん!!!ママは太郎ちゃんをキラッキラにしてね!って神様に言われたの!だって太郎ちゃんはカッコいいし天才なんだからーーーと出来るのが当たり前!と信じて関わることでそっか!僕は天才なんだ!とがんじがらめにすることを止めると自らアクションするようになっていきます。
PPFではそれぞれに合った関わり方を教える講座があります。
レポートではそれぞれの人の特性と関わり方、やらない方が良いことを
明確にお伝えします。
ただ、私が一番伝えたいことは自分のフィルターを通して見ないで、その個性をそのまま見て欲しいということです。自分のフィルターを通すから、子どもから出る言葉を自分の固定概念で理解して勝手に解釈します。解釈した上で、さぼっているとか、言い訳をしているというジャッジをしてしまいます。まっさらな気持ちになり、子どもの中に隠れている感情と個性を引き出して、思いっきり楽しむことに集中する時間を作ってください、まだお子さんとお風呂に入れる年令であれば、向き合ってママが太郎くんの好きなところはここ♡ 太郎はママのどこが好き?^^なんて告白ゲームをしてみるのも良いでしょう。そして個性を理解して何があってもママはあなたの味方です!と伝えるのではなく、伝わる関わりをして欲しいと思います。
今大人も子どももストレスと不安が日々襲い掛かって来る状況です。
だからこそ、親子の絆を深めて何があっても折れない心を育てて欲しいと思います。
そしてこのブログが何かのお役に立てれば嬉しいです。