【ユニセフ調べ子どもの幸福度ランキング37/38な日本】子どもが愛されたい愛し方をする

子育て

【Yahoo!ニュース】

移動中にYahooニュースを見ていたら気になる記事を見かけました。
子供の幸福度ランキングです。
経済的満足や身体的満足が高いのに比べ「幸福度」となると38か国中37位という低さ。
ブービーな日本の原因として挙げられていたのは
・家庭内不和
・いじめ
・受験などの成績追及
だそうです。
いじめの原因のベースにあるのは、家族の関わりによる子どもの感情の不安定さや、愛情不足が大きい。
受験も辛さの先に夢があるけれど、親の押し付けがあったり、自分で決めたことであっても、そもそも自身の性質も理解出来ていない子どもが決めることだから、選択の間違い、親の励まし方、関わり方がその子に合っていないという理由でその子を成長させる努力と違う負荷がかかるといったこともあります。
となると、パパとママと子供の関わり方、その子らしく育てる、関わるということが全ての根幹になってくる。
そう!PPFの出番です。
【子どもが安定するコミュニケーション】
PPFのベースになる3つの入り口
相手軸、自分軸、社会軸
この軸によって大きく占める感情が違います。
相手軸  寂しさ、悲しさ
自分軸  悔しさ、憎たらしさ
社会軸  恥ずかしさ
誰もが、喜怒哀楽という感情を持っていますが、一番イヤなこと、嬉しいことが違います。
例えば相手軸は寂しさや悲しさが心を動かすスイッチになって行動したり折れたりします。でも自分軸は寂しいとか悲しいとかでは何かしようという気にならず、ムカつく!このヤロー!という感情に火がついたときスイッチが入り行動します。もう一方社会軸はこんなことがバレたら恥ずかしい!とかとか、名誉やらプライドやらが傷つきそう!となると大変だわっ!と恥ずかしいことにならないようにしなくちゃ!と人知れず努力します。
【当たり前】
私は子供の頃
してもらって嬉しいことを相手にしてあげなさい。
と言われて育ちました。恐らく私のように言われて育っている人が大半だと思います。
こんな事してあげたら嬉しいだろうなぁ〜
と思うことを好意を持つ人にしてあげる。けれど、あまり良い反応が返ってこない。こんな時寂しさ、怒り、ストレスを持つことに繋がります。
でも先に挙げたようにそれぞれ嬉しいことも嫌なことも違うのだから
割と当たり前なことだと最初から理解出来ていたら、
落胆も一気に減るでしょうし、苛立ちも減っていくでしょう。
【親子だから】
親子だから、、、血が繋がっているから、、、DNAが一緒だから、、、
という理由で同じ価値観で育てたり関わってしまいますが、
先日もお伝えしたように兄弟だって違うでしょ?
血が繋がっていたって、親子だって、DNAが一緒だって違う人だということを体験しているはずなんですが、なぜかだという真剣になればなるほど、人という生き物は関わり方を自分のフィルターを通してしまいます。親子であればそれはさらに倍増です。
【相手軸の親の課題】
相手軸の親御さんだったら 課題は過干渉になり過ぎることです。
以前福山に講演に行った際に楽屋にいらしたお母さんが相手軸だったのですが、娘さんは同じ相手軸だから自分が思うように関わっていて楽しいけれど息子が淡泊でいつも寂しかったとのこと。自分の関わり方が間違っているからこんなにあっさりしているんだと思っていたそうですが、これこそが相手軸のフィルターを通して見た結果への誘導です。
ちゃんと関われば笑顔になって何でも話してくれて、お喋りが多くなる!!!
ママが思う楽しい関係性ですね!
でも自分軸の僕は結果が大切です。学校であったことをあーだこーだ話すことに
意味を感じない。して欲しことを伝えるのが会話というのが常識だから相手軸のママにしてみれば
それだけ???
となってしまう
相手軸にとって会話はコミュニケーション
自分軸にとって会話は情報伝達
だから。
こんな風に軸によって常識が違います。
自分にとっての当たり前を押し付けていると子どもの性質が育たなかったり
無駄なストレスを与えることに繋がりるし、親にとっても大きなストレスに繋がります。
この場合ママが寂しいという結果だったからまだ良いけれど
この性質が逆だったら、子どもが愛されていないと感じてしまう結果が
予想されます。想像してみてください。ちょっと怖いでしょ?
でもそんなことがたくさん起きています。
【愛されていると感じること】
親に愛されていないと感じることは子どもの過小評価に繋がります。
過小評価する人は夢を持ったり、自分を好きになることが下手になります。
愛してるのにそれが伝わっていないだけでこんなことが子どもの中で起こっているなんて、、、本当に残念なことです。
子どもの未来が心配だから健康でいるために身体に良いものを食させる!
安心出来る環境を与えてあげたいから勉強が出来るようになるために塾に通わせる!
愛ですね^^
でも一番しなければならないのは子どもと会話をすることです。
自分のフィルターを通さないで、子どもの気持ちをそのまま聴くこと、
そしてその子の性質をしっかり理解してその子にとって一番嬉しいこと、一番いやなことを理解して関わること。
真面目な日本のパパやママが一過性の溢れる情報に流されたり、自身の常識を押し付けず、子どもが嬉しい愛し方をして上げることが出来たなら幸福度ランキングも大きく変わってくるかもしれないですね。
さて今日は金曜日です。
週末を家族で過ごす人も多いのではないでしょうか。
有意義なコミュニケーションを図ってくださいね^^
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